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2023/07/27 08:00
【そもそも酵素とは?】
多くの洗剤や石鹸に含まれている「界面活性剤」これらは、主に油分の汚れに働きを発揮します。
水に溶けにくい油汚れを水に混ざりやすくします。
「酵素」は生物が持つ分子で、タンパク質を分解する働きを持っています。
食器の汚れは油分だけでなく、タンパク汚れや糖質の汚れなど様々。
界面活性剤だけでは落としきれないタンパク質に効果を発揮することができます。
【汚れを浮かすのが界面活性剤、汚れを分解するのが酵素】
界面活性剤と、酵素。これらの「働き方」には大きな違いがあります。
界面活性剤は主に、汚れを浮かします。
水に混ざりやすくすることで、水とともに流してしまうという考えですね。
一方、酵素は汚れを分解します。
つまり、汚れを細かく細かくしていきます。汚れそのものを変化させていくことができるのです。
酵素が細かく分解した汚れを界面活性剤が包みこむことで配管や貯水槽など他の場所で再付着することを防ぎます。
酵素が界面活性剤の働きを助ける効果があるんです!
【酵素洗剤を使う、もう一つのメリット】
酵素は生き物ではありませんので、熱、酸、アルカリ等に影響を受けにくいです。
排水管や浄化槽の中でも働き続けます。
そのため、食器洗いしたあとの水で配管への洗浄効果も期待できます。
臭いの元は配管からくることが多いです。
配管も綺麗になれば、臭いの対策にもなります!
【弊社の扱う酵素はここが違う】
①熱に強い。
一般的な酵素は一定の温度で最も効果的に働くため、酵素入り洗剤を使用する場合は、洗浄するものに適した温度で洗う必要があります。温度が60度をすぎると、酵素が失活してしまうため、効果が低下します。
しかし、弊社の酵素は94度まで耐性があり、効果を発揮します。
②油汚れや炭水化物汚れも落とす
弊社の環境技術実証事業※1で行った結果です。
タンパク質だけでなく、油や炭水化物も一晩で60%〜80%減らすことが検証されました。
【エコな暮らし、できることから】
食器はきれいになっても汚れた排水を流したら、もちろん環境には負荷がかかります。
都市部の下水処理場では高度な技術により、自然界に支障がないように処理され放出されます。
しかし、そこにはたくさんのエネルギーを使うことになるのです。
だからと言って、自分の生活を我慢したり、普段の生活を変えてまで環境のことを考えることに抵抗がありませんか?
私たちが、日常生活でできることがあるとするとそれは意識と継続だと思うのです。
自分や身近にいる人が快適に生活ができてこそ、地球や環境のことに気持ちを向けられるのではいでしょうか。
スキップすまいるは、日常生活に簡単に取り込むことができて
「地球もあなたもごきげん♪」になれる
そんな商品をお届けしたいと思っています。
※1 平成22年度の環境省の環境技術実証事業において、第三者機関が実証試験を実施。マジカルクリーナーとばっ気装置を組み合わせたシステムでは、食堂等の厨房排水を用いた試験で油脂だけでなく有機物のBOD、COD、SSの減少も確認でき、汚れを分解することが実証できました。また、悪臭の低減も実証できました。 (参考:環境技術実証事業 020-1002)